福島原発の汚染水、海洋投棄について

ある意味、予想された展開です。

日に日に蓄積され行く汚染水を前にして、どうすることもできないと手をこまねいていることはできず、超最新汚染除去装置などというものができるまで待つことはできないでしょう。

手をこまねいていたのは安倍前首相で、パスされた時限爆弾を受け取ってしまったとたん爆発してしまった菅首相といった図式になるのでしょうか。

福島県の漁業関係者は、風評被害がと言って戦々恐々のようですが、簡便に福島原発から直に海洋放出しようとするから、福島県の漁民が怒るわけです。

 

状況を整理しましょう。

現状汚染水の量は、約125万トンです。

ところで、大型タンカーの積載量は30万トン以上あります。

沿岸に投棄できないならば、タンカーで沖合に持って行って投棄してくればOKですか?

ほぼ4回ちょいで積み切れるでしょう。

もちろん公海上で投棄すれば、世界各国から非難されるでしょうから、日本の領海内で南鳥島とか、沖ノ鳥島とかの近くに汚染水を希釈するプラントを建設して投棄すれば、そんなところまで漁に行く漁船もいないのでOKではないでしょうか。

南太平洋の諸国からはクレームがあるかもしれませんが、そこは沿岸で投棄するよりマシと考えてください。

もちろん、原発からじかに投棄するのに比べてすごいコストがかかりますが、そこは東京電力に出してもらいましょう。