森会長の失言問題で、開催までのハードルがまた高くなってしまった感のある東京オリンピックですが、「できるわけないだろうと」簡単に切り捨てられない事情がある人も多くいるのです。
私も含めて、多くの高齢者にとっては、オリンピックを直接見る最後の機会だということがあります。
1年の延期が待てずに、チケットを持ったまま亡くなってしまった人も一定数いると思われます。
一応開催までの可能性について整理すると、
1,予定通り2021年7月に開催ー無観客?、限定入場?、フルに入場?
2,再延期ー2022年?、2024年のパリをやめて東京開催?
3,中止ー誘致活動からやり直し、早くても2032年?
もし、予定通り7月開催とすれば、選手はワクチン接種のうえ、入国時PCR検査、選手村で一定期間自主隔離後に再PCR検査、役員など同行者もそれに準じて、日本国内からの観客はワクチン接種かPCR検査、海外からの観客は入国時のPCR検査、そして入場時の検温、マスク着用義務、会場内での飲食禁止ーただし水分補給はストロー使ってマスクしたまま可能、あたりが妥当と思われます。
もう一つの可能性を示すならば、3か月延期して10月開催ではどうでしょう。
いや、その時期は何とか大会で~とかいう人は出なくてもよろしい。ともう言ってしまいましょう。かつてのモスクワ大会やロサンジェルス大会と比べれば、マシと考えて、
また、選手も3か月なら体調やモチベーションを維持しやすいのでは?
その頃なら、ワクチンを接種している人も増えて、集団免疫に近い状態になるのではないでしょうか。
その3か月は、他国よりワクチン接種が遅れた分のツケだと思ってください。
最後に、森会長の件ですが、ここで潔く身を引いて、TVでオリンピックを見ながら、9割は俺の功績で開催できたんだと言っておきましょう。
このまま、開催中止にでもなってしまえば、オリンピックを中止させた世紀の大失言と歴史に名が残ってしまいます。