若者のコロナワクチン接種について

TVニュースによれば、16~20代の若者の約半数が、ワクチン接種に消極的と報道されています。

そこでは、ワクチンの副反応に対する懸念や感染リスクに対する軽視が散見されます。

副反応と言っても、実際は1日程度で回復するものがほとんどで気にするほどのこともないのに、ネット上のデマ情報が先行している感じです。

 

それより、感染した場合の後遺症のほうが数倍恐ろしいのです。

倦怠感や味覚障害といった典型的な症状よりも、若者の心に刺さる症状は頭髪が抜ける

という症状ではないでしょうか。

およそ、4分の1の人に現れるようです。

抗がん剤のように、丸っと抜けるのではなく、円形脱毛症のようにぼろぼろになるようです。

回復して2~3か月後に抜けたという報告も多数あるようです。

 

そこも含めて、小中高校での集団接種は推奨しないという文科省の方針に異を唱えておきます。

少なくとも、高校は集団接種するべきです。狭い教室に多人数で長時間いる学校で安全を確保するのに、ワクチン接種は欠かせないと思います。

同調圧力に屈して、接種に懐疑的な生徒が接種したとしても、彼が感染してクラスターを発生させるリスクを軽減できると考えれば、彼の心情的なダメージも集団生活の上で仕方のない部分と考えられます。

それよりも、医師の指示などで接種ができない生徒に対するフォローに注力するべきなのではないでしょうか。