沖縄と基地と安倍総理

民主党の元首相 鳩山氏は、ロシアのウクライナ問題なんかで評判最悪ですが、首相時代に一つの功績を残したと思っています。
普天間基地の移設先を沖縄県以外に求めて、自ら徳之島まで交渉に出向きました。
これによって、沖縄県の人たちは「そうか、必ずしも沖縄でなくてもいいのか」と気が付くことになり、現在の翁長知事を中心とした辺野古移設反対につながっていると思います。
日本に米軍の基地が必要かどうかは、十分に議論する必要があると思いますが、その負担を沖縄県にだけ押し付けるのは、間違っていると思います。
税金半分にする代わりに、あなたの町オスプレイの基地を作ると言われて、喜ぶ人がどれほどいるのでしょうか。
安倍首相が日本の利益を代表する元首であると自覚しているのならば、オバマ大統領にこう言うべきです。
「日本は合衆国を、世界で最も重要な友好国だと考えている。合衆国も同じように考えているのだろうか?
合衆国は基地を建設しようとしても、地元住民の強い反対があれば、建設できないと聞く。その原則を友好国にも適用してもらうわけにはいかないだろうか。
辺野古に基地を建設することには、地元沖縄が強い反対を顕している。
もちろん、代替え案はある。カデナなりシュワブなりの現行基地の本土に移転可能な機能を岩国に移転して、空いたスペースに普天間の機能を移転させてほしい」
なぜ、岩国か?岩国は山口県なので安倍総理の地元、総理自ら説得に行くということです。