デザイナーの佐野氏の五輪エンブレム、辞退してしまった件について、さすがにベルギーの名も知らぬ劇場のロゴとそっくりと言われても、それだけマイナーなデザインまで、かぶらないか確認しきれないよ。と佐野氏側は言いたいと思います。
まあ、トートバックのコピペは逃げようがないですが、そっちは佐野氏デザインと言って売っていた。＝金をとっていた点が問題で、佐野氏監修とでも言っておけば、事務所のデザイナー、クビにしましたで、すんだところでしょうが、そこらへんの管理が悪い。脇が甘いのが、佐野氏の罪でしょう。
これだけ騒ぎを大きくして、金を無駄遣いさせておいて、罪が無いわけがありません。
肝心の五輪エンブレムについてですが、これについては手を抜きすぎと指摘したい。
円、三角形、長方形など単純な図形を組み合わせて、色を付ける配置を工夫するといった手法では、必ずそっくりが出てきます。
仮に佐野氏のデザインが世に出る前に、デザイン学校に通う学生１０００人に、五輪エンブレムをデザインさせれば一人や二人はそっくりのデザインをだして来たでしょう。
そのようなデザインの世界についての配慮が足らず、スポンサー受けのほうに体重を乗せて、佐野氏のデザインを選んでしまった人たちにこそ、今回の騒ぎについて最大の責任があるといえるでしょう。
