2024年1月のつり

今年の初釣りは、大原港敷島丸さんのフグ釣りになりました。

昨年12月から釣果を確認していると、トップ80匹の規定数が2~3日続いて、突然20匹以下、ひどいと1桁になり、しばらくすると50~80匹に復活するというのを繰り返していました。

おそらくは、天候と波高によるものだと見当をつけ、週間予報などを確認して1月10日に予約を入れました。

仕掛けなどを十分に用意し、前日に特餌をもとめてスーパーを確認しましたが、思うような特餌は購入できず、そのまま翌朝を迎えました。

大原港は通いなれた道ですので、カーナビ等の必要もなく、集合時間の30分前には敷島丸の駐車場につきました。

番号札を取りに行ったのですが、誰にもとられておらず、今日は乗船客が少ないのかなと思いました。船長が来て受付を始めると、案の定今日は二人だけとのことです。もう少しで、出船中止になるところ、危なかった。

エサは別に買うシステムですが、エビ餌でした。

5時30分ぐらいに出船、30~40分走って釣り開始です。釣り客二人、大船長がミヨシに座って中乗りと言っても、フグ船の中乗りはあんまりやることがない。船長も操舵室の横に立って竿出していました。全員右舷に並んでの釣りですが、大型船で間隔が広々していてオマツリもありません。

まずは普通のカットウ仕掛け、と言っても不動丸式の涙滴型の錘にエサ針が半遊動というややこしい仕掛けですが、全体的には普通の仕掛けです。

最初の投入からしばらくして、違和感に合わせてみると船中初釣果で中型のフグが上がってきます。見るともうひとりの客も大船長も巻いています。これはいい日に来たと、どんどん仕掛けを投入します。

30分ぐらいで4匹になり、明るくなる前に10匹にしたいと頑張ります。

やがて明るくなって周囲が見えると、波打ち際が近くに見える砂浜の先で、そういえば水深も5m前後です。

ちょと釣れるペースが落ちてきたところで、カットウの上に食わせ針をつけてみました。食わせ針とカットウ両方にかけるというより、食わせの餌がカットウの集魚アイテムとして機能することを期待してみましたが、食わせ針に3回かかる間にカットウに1回という状況になり、食わせ針にエサ付けしている時間がもったいなくなって、食わせ針をやめ、下錘V字アーム型のカットウを試してみました。これも普通に釣れるのですが、小型が多いような気がして、結局普通のカットウに戻しました。

途中、珍しく根がかりで掛け針1本が切れてしまったので、予備の掛け針を付けましたが、これがたまたま高価な針で細軸、鋭い針先になってまして、最初販売されてた時の針と一緒についていると、新しい針のほうばかりにかかってきます。そこで最初からついている針を外して、高価な針2本にしました。

順調に釣れていると、休憩している暇もありません。パンをかじりながらつっていると、掛かりがよくなり片手であわせて、パン咥えてリールを巻くなんてこともたびたびで、そおゆう時に良型が多くかかりました。

船は時々流し替えをするだけで、1日同じ浅場に居ましたが、流しによって良型と小型のどちらかが多くなるようでした。

天気も良くなり、凪で海中もよく見えるのですが、錘が見えるまで巻き上げたとき、フグが追ってきて餌をつつこうとしているのが見えました。これ掛けようとしましたが、さすがに無理でした。

浅いので、掛かったフグは横走りするようで、ある時は流線型の魚が白い腹見せて横走りするので、イナダかと思いましたが良型のフグでした。

10時近くなって餌を使い切りましたが、船長は10時30分ぐらいまでやるというので、新しいエサ1パック追加で購入しました。

時間まで順調に釣り続けて、結局52匹で自己新記録、まあ船長は80匹に行ったそうで、そこは仕方ないです。

帰港もすぐで、11時には港に着きました。フグを処理してもらって、余裕をもって帰路につきました。