岸田首相と堀内ワクチン相
約1年間で退陣してしまった菅前首相ですが、短期間でもよくやったと評価できるポイントが、コロナワクチンの接種を強引にでも急いだこと、ワクチン担当相に党内でも力のある河野氏をあてたことではないでしょうか。
現在、日本の新規感染率が大幅に減少していることには、菅前首相の功績が何割かは関与していると思われます。
一方で、岸田首相はワクチン担当相に、大臣経験のない堀内氏をあてました。
いかにも、ベテランだけで内閣を構成するよりも、若手それも女性を起用して、バランスをとったように見受けられます。
首相、それはあまりにも新型コロナを甘く見ています。
完全終息が見えているならともかく、オミクロン株やブースター接種などまだまだ山をいくつも超えていかなければならないときに、堀内氏が大手製薬会社のCEOと直接バリバリやりあって、大量のワクチンを確保できるとは考えにくいのですが、
結局、岸田首相は国民の生命や健康よりも、党内のパワーバランスをとるほうを重視したということになるのでしょうか。