私は、およそ40年間弱サラリーマンを続けて、ずっと下のほうの立場にいましたので、ありとあらゆる上司の下で働いてきました。
あくまで個人的な感想ですが、岸田首相のようなタイプの上司もいました。
そおゆう人たちは、バランスと秩序を重視して、物事がきっちり型にはまっているのを好みます。
最初は、部下からの受けもいいのですが、やがて無茶を言い出して部下からは避けられるようになるタイプです。
無茶の例
1,年功序列を重視します。出る杭は他人より強く叩きます。
2,職歴や得意不得意などは無視して、数字や資格など数値化された指標で人事評価します。
3,トラブルで納期が遅れそうな場合など、取引先に謝るよりも社内に無理させて間に合わせようとする傾向が強いです。
4,長上者に優しく、部下に厳しいです。
5,出世や社内で権力者としてふるまいたいといった私欲が薄いので、自らを振り返ることはあまりしません。
たとえば、こういったタイプの人が大学駅伝などの監督になったら、実力のある1年生が入部してきたとしても、本番では4年生の選手を使い
「1年生はまだ、3回のチャンスがある。4年生はこれが最後の駅伝だ」と言いそうです。
その4年生が大ブレーキになり惨敗しても、
「彼の無償の貢献があるから、いま本戦に出場できているんだ」と一見4年生の擁護をしているようで、自分の選択の失敗を擁護して、本人はそれに気が付かないのです。
こうした上司は、若手の活躍の場を狭くしがちなので大きな仕事はできないようです。
男女別姓や女性天皇の話は、遠ざかったと思って間違えないでしょう。