靖国神社の参拝について

安倍首相が靖国神社を参拝したと言って、韓国と中国が騒いでいるようですが、他国の首相が自分の宗教観に基づいてその施設を参拝したことにクレームをつけること自体が異常だと考えます。
イタリアの首相がカトリック教会を訪れても、イスラム過激派さえもなんにも言いません。
安倍さんも出雲大社でも平安神宮でも川崎大師でも、好きなところを参拝すればいいと思います。
 
しかしながら、私は靖国神社は参拝する価値のない宗教倫理の欠如したエセ宗教団体だと考えます。
なぜなら、祖国を護るため戦争で死んだ英霊を祀ると言いながら、東条英機を合祀しているからです。
東条英機は戦死したわけではありません。何より、兵に対して「生きて虜囚の辱めを受けず」と言っておきながら、自らは虜囚となり処刑されているからです。
日本史の中で最も恥ずべき男の一人だと考えます。
そのような輩と合祀されて、本当の意味での英霊はどれほど口惜しかろうと思わずにはいられません。
 
韓国、中国の反応は気にせずとも、あのような恥ずべき場所を堂々と参拝する安倍首相の人格を疑わずにはいられません。