リスクの取り方について

日本代表の一次リーグ突破おめでとうございます。

しかし、試合終了後の西野監督の表情が、歓喜とは程遠い苦渋に満ちたものになっていたのは、まあご自分でよくわかってらっしゃる(笑)ということで、

先発が1,2戦と大きく変わったのは、まあ疲労ですかねえ。ベテランが多い状況で、仕方ないのでしょうか。
ここで、突破できなければ意味がないところなので、決勝トーナメントのことは後から考えると、無理してベテランを先発させる選択肢もあったでしょうが、それで行くと(特に後半とかが)2軍並みのパフォーマンスになる。それなら、今回の1.5軍のほうがましという判断だったのでしょうね。
でも、うまくいったからいいですが、2点差負けとかになっていたら、なぜ好調なチームをいじるんだ。との批判が噴出したことでしょう。

さらに、終了間際のあのパス回し、意図はわかりますが、アディショナルタイムに、セネガルが1点取って引き分けに持ち込む可能性は十分あったと、それから攻撃に転じても残り時間30秒とかではどうしようもない。
あそこは、守備に重点を置きつつ前線に大迫とかを残し、ロングボールをけりこむ普通のカウンター型のサッカーをすべきだったのではないでしょうか。
まあ、そうゆう普通の対応とあのパス回し、セネガルが1点取るのとポーランドに1点取られる、どっちのリスクが高いかの判断でしょうが、心配なのは、選手も納得しているかについてです。
こおゆう展開、状況は事前に予測できていたと思われます。ミーティングなどで、この状況になったら、攻めないでボールキープで行くぞと、それを選手たちが、当然とか仕方ないと割り切れていればいいのですがね。
当然、次の試合のモチベーションとかに影響しますから。