最終戦を前に悲しい現実

 日本のサポーターだけだと思います。
この状況に納得していないのは、
 
 みんな落ち着いてFIFAランキングを見てみよう。
C組の中で日本は46位、コロンビア8位、ギリシャ12位、コートジボワール23位、
世界中のサッカーファンは、「日本はよくギリシャと引き分けたな」「グループ3位ならよくやってる方だ」と思っていることでしょう。
 
 FIFAランキングが当てにならないと言っても、サイコロ振って決めてるわけでもあるまいし、それなりの根拠があるはずです。
 
 アジアのほかのチームは、イラン43位、韓国57位、オーストラリア62位です。
もしかしたら、サッカーはアジア人に向かないスポーツなのでしょうか。欧米人のように足が長くて背の高い人種か、アフリカ人のような身体能力がある人種に向いているのかもしれません。オーストラリアは競技人口とか、歴史とかで人種的な問題ではないでしょうけれども、
 たとえば、バスケットボールでは日本はオリンピックにも出られません。一方で柔道や相撲は足が短くて重心が低い方が有利なのでしょう。相撲で活躍しているモンゴル人は日本人と同じモンゴロイドです。
 
 そして、今まで日本がなんとか世界で戦えたのは、アフリカ系や南米などラテン系の人たちが90分のうちに、どこかで集中力が途切れることで、そこをついて勝ちを拾ってきたからではないでしょうか。
 しかし、今は有力なチームはヨーロッパなどから優秀な監督を招いて、洗練されたチーム作りをしています。もともと、身体能力が高かったり、子供のころからサッカーセンスを磨いてきた人たちに洗練された組織だったサッカーをされては、まともでは勝てないでしょう。
 
 まともでは勝てないけれども、方法がないわけでもないと思います。
 野球はベースボールとは違ったスポーツと言われるほど、日本で独特の進化を遂げ、WBCの連覇や田中、ダルビッシュなどの活躍など、本場アメリカにも引けを取らないほど強くなりました。
 サッカーもヨーロッパスタイルのコピーではなく、日本人に合った形に進化させる。それには、まだJリーグなどでの熟成期間が不足しているのではないかと考えます。
 
 生きているうちに、ベスト4ぐらいまで行った日本を見てみたいものです。